日本人、アジア人全般そうかもしれませんが、
美の基準の一つとして「小顔」であることが強く望まれる傾向にあります。
アジア人は欧米人に比べ、顔が横に幅広く、顔の造りが全体的に平坦です。(欧米人は前後幅が広く、全体的に起伏のある顔立ち)
そのため美容医療でも小顔、スッキリしたフェイスラインを求める患者様が多くいらっしゃいます。
そして「小顔」と聞いてパッと思いつくこととして「脂肪を減らす」ことをイメージされる方が一定数おられると思いますが、必ずしもそれが正解とは限りません。
というのもお顔のアウターラインを決めているのは骨であり、
非外科的(オペをしない、骨切りをしない)治療として出来る最大限の小顔治療は
お顔のアウターラインを骨のラインに合わせて整えることだからです。
つまりお顔の輪郭の骨を触って、それより飛び出ているものを小さく出来れば、自然と小顔になります。
例えば咬筋(エラ)。アジア人はエラ張りが多い人種ですが、これはボトックスで小さくすることが出来ます。
ボトックス注入後1ヶ月で効果出てくると、それだけでかなり小顔に感じられる方が多くいらっしゃいます。
じゃあ骨の輪郭より外側にある脂肪は全部減らせばいいの?それは場合によります。
というのも例えば日本人は下顔面(鼻〜あご)がかなり小さい傾向にあります。
お顔の下1/3は下顎骨という骨の造り自体が小さいんですね。
つまりお顔全体の基準より小さい骨のサイズ感に合わせると、皮フ、皮下脂肪、もろもろのボリュームが余ってきます。
分かりやすいイメージで言うと、太ってないのに二重アゴの人。
こういう方に必死で脂肪溶解注射やHIFUなどの熱デバイスを行っても、あまり小顔に見えません。
基本的にフェイスラインは膨らんでるところと、ヘコんでいるところがあると、お顔は大きく見えます(凹凸があるものは大きく見えるという錯視の一種です)
日本人は頬骨のボリュームがしっかりあり、下顔面が小さい傾向にあるので、
小さい下顔面をそれ以上小さくしようとしてもあまり小顔効果がないのです。
むしろ、小さい下顎骨にはヒアルロン酸でボリュームを足して、
あごやフェイスラインを作ってあげる方が、皮膚や皮下脂肪がリフトアップされて痩せて見えますし、
頬からつながる輪郭も滑らかになるのでフェイスラインの凹凸感がなくなり小顔に見えます。
あともう一つ、熱デバイス、その中でも高周波は小顔治療になくてはならない存在です。
お顔は皮膚から骨に向かってミルフィーユのような層構造になっているとお話ししましたが、
浅層から深層に向けての方向に熱を入れて組織を縦方向に収縮させることで
お顔を一回りコンパクトに小さくしてくれます。
脂肪を減らすのではなく全体をキュッと小さく引き締める、そんな効果を出せるのは高周波治療ならではです。
つまり小顔にしたいと思った時、ただ脂肪を減らすのではなく(もちろん皮下脂肪が骨の輪郭より全体として張り出しているのであれば脂肪を減らすところから始めましょう)
注入治療でお顔全体のバランスを整え、高周波でお顔をコンパクトにする。
それでも余る皮下脂肪には脂肪溶解注射などで脂肪を減らす。
それがナチュラルで美しい小顔治療ではないかと思います。

