注入ドクターと学ぶ はじめての美容医療

持続可能な美しさを目指して

  • Wakayama, Kobe, TOKYO
  • 美容皮膚科医
  • ヒアルロン酸、ボトックス、肌育などの注入治療をメインに日々診療を行なっています
ボトックスで表情が固まるのが嫌。を考える

ボトックスに抵抗がある方が一番最初に懸念点として

私にお伝えくださるのは

「ボトックスで表情が固まるのが嫌です」という一言です。

確かにボトックスは筋肉の収縮を抑制する薬剤であり、

特に目元は人の感情をよく表す部分になるので、

そちらの動きを止めると表情が固まったと感じやすいと思います。

ただ表情には

嬉しいや楽しいなどポジティブな感情を表すものと、

悲しい、腹立たしいなどのネガティブな感情を表すものに大きく分けられ、

人とコミュニケーションをとる上でネガティブな表情は、

一般的にあまり好まれないと思います。

そういう意味においてはネガティブな感情を示す

「眉間を寄せる」仕草や、「下唇を突き出す」表情は、

特別残しておく必要はなく

それに関わる筋肉の動きを抑制するボトックスは、

むしろご自身の表情をポジティブなものに変えてくれると思います。

また「表情が豊かである」というのは「感情の豊かさ」に直結しており、

感情を爆発させるような表情をすればするほど、

より本能的で、動物的なイメージを与えると思います。

ある有名な男子バレーボール選手が、

「写真映りが悪くなるから、試合の最中も出来るだけ感情を抑えて、クールに振る舞うようにしている」とおっしゃっていましたが、

それくらい「表情の強さ」と「感情の強さ」は比例していると感じます。

なのでコミュニケーションをとるときに、オーバーなリアクションを好む欧米人は

ボトックスをあまり好まない方が一定数いるように感じます。

一方で日本人は、少しの仕草や、間で感情を読み取る人種なので

そこまでの大きな感情の機微を表情に出す必要はなく、

むしろある程度ボトックスでコントロールしてあげるほうが

上品で奥ゆかしいイメージを与えるのではないかと思います。

そして最後にアンチエイジングの側面から考えた時のボトックスのメリット

それは「刻まれシワ」の予防です。

人はクセで同じ表情をしがちなので

無意識のうちにそれが繰り返されると、だんだん折りジワとなり、やがては皮フに刻まれます。

そうなったら傷跡と同じなので、治療するのはなかなか難しい。

無意識にしてしまう表情だからこそ、意識するだけでは予防は難しく

ボトックスが有効と思います。

なので「表情が固まるのが嫌」という懸念に対する答えとしては

①ネガティブな感情を表す筋肉の動きは基本不要。止めても不自然になりません。

②ポジティブ感情を表す筋肉の動きは、少しだけ緩めることで、より上品な表情に。刻まれシワ予防にも効果的。

つまり筋肉によってボトックスを効かせる強度を変えることで

表情を固めず、むしろ美しい表情の作り方に変えることができます。

というのがお答えです。

Posted in , , , ,