注入ドクターと学ぶ はじめての美容医療

持続可能な美しさを目指して

  • Wakayama, Kobe, TOKYO
  • 美容皮膚科医
  • ヒアルロン酸、ボトックス、肌育などの注入治療をメインに日々診療を行なっています
脱脂後、目の下がへこみました。

そういってクリニックを訪れる患者様は少なくありません。

脱脂、いわゆる経結膜脱脂術は「クマ取り」という名前で一世を風靡しました。

目の下のたるみ、いわゆる目袋は

上顎骨・深層脂肪の痩せ(頬の痩せ)、皮ふの緩み、眼窩脂肪の突出、靭帯の引き込みなど

さまざまな要因が絡んでいます。

この中で脱脂で解決できるのは眼窩脂肪の突出のみです。

ただ、眼窩脂肪の突出のみが原因で目袋が出ている例は意外に少なく、

多くの方で、頬の痩せを伴っています。

そしてそもそもアジア人の骨格特徴として、頬が平らな傾向にあるので

それによって目元へのサポートが弱くなり、目袋が出てきやすくなります。

そんな方に眼窩脂肪のみを除去すると、

頬の痩せも相まって一気に目の下がへこんで見えます。

(おそらく眼窩縁の骨っぽさ、靭帯の引き込みが目立つからだと思います)

または術直後は仕上がりが綺麗でも、

加齢による目周りの組織の萎縮で、数年後に目元に凹みが出てくることもあります。

除去した脂肪は基本的には戻ってこないので、

まずは頬をリフトアップすることでクマが軽減しないか確認して、

それでも残るたるみに対して、最低限の脂肪を除去することをお勧めします。

そしてもし今、脱脂した後の凹みが気になるなら。

注入治療である程度改善可能です。

脱脂で凹む部分は涙袋直下〜眼窩縁までの部分で、

そこは皮フと眼輪筋、それより深層は眼窩脂肪になるので、

注入に適した部分は皮下、もしくは眼輪筋下です。

使う製剤に関しては、目周りの皮ふは薄く、ボコつきも出やすいので、

チンダルのリスクがなく、馴染みのいいベビーコラーゲンがお勧め。

ただ脱脂でへこんだ部分のみに注入して綺麗に仕上がるのは、

涙袋直下〜眼窩縁のみ凹んでおり、頬に痩せがない方です。

頬の痩せがある場合、目の下のへこみのみに注入すると、

痩せている頬に対して、目の下だけボリュームが加えられるので、

相対的に目の下が膨らんでいるような状態になります。(脱脂前と同じ状況です)

なので目の下の治療を行うときは

ぜひ頬のボリュームアップも検討してみてください。

そしてご自身のクマが、脱脂に適したものなのか、というのも

施術を受ける前にしっかり確認しましょう。

取った脂肪は元に戻せないですから。

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