普段、注入治療をしていて思うのが、
結局お肌が綺麗じゃないとお顔の美しさは完成しないということ。
どれだけ中身が良くても
一番外側のラッピングが綺麗じゃないと美しくありません。
私の思う綺麗な肌は真っ白な肌ということではなく
(もちろんお肌の白さは美しさの一つではありますが)
真皮に厚みとハリがあり、ムラのない均一な色味で、
毛穴が引き締まっているようなお肌です。
一見簡単なように見えますが
実は年齢を重ねるとこれらを維持するのはなかなか難しい。
例えば肌の厚み、ハリ感について。
注入治療でどれだけ皮下にヒアルロン酸やボリュームを入れても
肌に弾力と厚みがないと、綺麗に立ち上がってくれません。
イメージとしては、テントを張る時に、生地(肌)が薄く弱くヨレヨレだと、
どれだけその下の支柱(ヒアルロン酸)を増やしても、
ピンと張ったテント(顔)を完成させることは出来ません。
それが厚みのある生地であれば、それ自体のハリ感もあるので
それを支える支柱(ヒアルロン酸)は少量でも、しっかりとリフトアップしてくれます。
ヒアルロン酸注入はless is moreと言われるように
注入量は少量であればあるほど良いと言われており、
そのためには少量で立ち上がるようなお肌を作ることがまずは大切です。
そして色味、毛穴について。
紫外線や摩擦、乾燥、
糖化(炭水化物中心、血糖値を乱高下させる食生活)
などによる慢性的な炎症は、
赤み、茶ぐすみ(メラニンの不均一な分布)、黄ぐすみ(コラーゲンやエラスチンの糖化)
といった色ムラの原因になりますし、
それが蓄積するとコラーゲンやエラスチンを変性させ
シミ、シワ、皮ふのたるみ、たるみ毛穴につながります。
それらの予防には日焼け止めや遮光と、
レチノール(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質や
ペプチドを含むスキンケア、
血糖値を乱高下させない食事、
そしてクリニックでの肌育が大切。
肌育については色々あるのでまた詳しく書きますが、
ベースとなるのは肌育製剤(ヒアルロン酸、アミノ酸、ペプチド、PN)
+熱デバイス(ニードルRF、レーザーなど)による
理想的な肌環境の維持と、肌への適切な刺激。
肌治療は直後から効果を実感できる注入治療とは異なり、
「コツコツ積み重ね」がモノをいう根気が必要な治療です。
だからこそ未来の自分への投資だと思って
できることからコツコツ始めていただきたいのです。
気になった今が始めどき。

