美容医療を受ける上で、ベースとなる考え方、
それは「層別(レイヤー)治療」です。
お顔は浅層から深層までミルフィーユのような層構造になっており、
普段注入医として診療する中では

お顔を、皮フ、皮下組織(浅層脂肪層)、SMAS、筋肉(+深層脂肪層)、骨の5層で考えることが多いです。
そして靭帯(リガメント)が骨から皮フに向かって、柱のようにそれらの構造を支えています。
(右図のイメージ、Plastic Surgery Key Chapter6より引用)
美容ドクターになるとまずこの考え方を徹底的に叩き込まれるのですが、
なぜこれが大切かというと、
お顔の加齢変化が全ての層、組織で起こる中で
この患者様のお悩みはどの層から順に治療していけば
最も効率的に、最大限の効果を出せるかというのを考えて、患者様にご提案する必要があるからです。
例えば痩せ型のお顔で、笑顔の時の頬のカーテンしわが気になるからと言って、
最初に、笑顔を作る筋肉の動きを抑制するボトックス治療を行うでしょうか?(挙上筋へのボトックス、個人的には強く勧めません!)
確かに筋肉の動きが過剰であるためシワが出来るのですが、
私なら筋肉の動きを直接止めるのではなく、
ダイレクトに表面(皮フ)まで伝わらないような組織作り(治療)をしていきます。
お顔が痩せ型であるなら、まず皮下組織のボリュームロスをヒアルロン酸で補いつつ、
肌育治療や熱デバイス、ドクターズコスメで、皮フ自体のクオリティを高め、厚み、ハリ感を出し、
例え筋肉が動いたとしてもそれがしわとして表面に現れないようなお顔にしていきます。
その思考には常に、先ほどの層別治療という考え方がベースにあるのです。
この患者様はどの層に問題を抱え、どこから治療していくべきなのか
常にそれを考えながらカウンセリングにあたっています。
ここには書ききれないほどの思考プロセスがありますので
ご興味ある方は是非一度カウンセリングにお越しくださいませ。

